ちょっとお堅い話。
あるとき、ある本屋さんを歩いていたら、こんな言葉が目に飛び込んできました。
「とにかく仕組み化。人は責めるな、ルールを責めろ。」
心に突き刺さりました。思わず購入しました。
この本には「看護」の文字はひとつも入っていません。看護の図書以外にも勉強になります。自分の専門とする分野以外の世界からの学びを改めて実感できました。
看護の仕事は人対人。ヒューマンエラーはつきものです。何か問題や失敗が起きた時に、人間というのは相手を責めたくなってしまいがちです。しかし、人を責めても意味がない。管理する人は仕組み作りを大切にしなければいけません。
「いやいやそんなこと当たり前でしょ、分かりきったことを」と頭にはあってもなかなか行動に移せないものです。でき上がってしまっている仕組みを変えるのって、結構大変です。
よいとこは6月に4周年を迎えたばかりのまだまだ若造です。皆様の声を受けながら、日々、仕組み作り・磨き上げを続けていきたいと思っています。お電話でも、メールでも、ご意見お待ちしています。
話は変わって、訪問看護ステーションの横のつながりについてご紹介します。
新潟市東区では訪問看護ステーションの管理者が2か月に1回集まり、会議を行っています。これまでは感染管理の観点からwebでの開催でしたが、新型コロナの感染症法上の位置づけが5類に移行したことにともない、顔を合わせた会議が再開となりました。
内容は
・災害時の共助に関すること
・新型コロナ感染症に関連すること
・訪問看護に関する社会情勢や地域の動向
・情報収集や訪問看護に関連する相談
などなど。
新参者のよいとこにとっては教わることばかり。勉強させていただく絶好の機会となっております。管理者の皆様には大変お世話になっております。
笑顔あふれるエネルギッシュな皆さんです。新型コロナで落ち込んだ気持ちも、不思議と回復します。人と顔を合わせることの大切さに気付かされます。徐々にではあるものの、今までの生活が戻ってきたことを実感します。皆さんの生活も早く元に戻りますように。
清水祐一